【タイトル】
展覧会【本文】
11月29日(水)~12月2日(土)の四日間、一大小の体育館が美術館に変身しました。2年に一度の校内展覧会です。前回は125周年行事と重なり、校舎を使っての展示でしたが、保護者アンケートでも「体育館での展覧会が見たい!」と、多くの声をいただいていました。今回は、広い空間を存分に使い、一堂に集めた多くの作品を同時に鑑賞できて、子どもたちにとっては貴重な体験になったのではないかと思います。 今年の展覧会のテーマは「冒険」でした。おべんとう、どうくつ、島、木工船、恐竜の化石、宝の地図等、展覧会場を訪れた人が、冒険をする時のワクワクする気分を味わっていただけたら幸いです。特に反響が大きかったのが、6年生の立体作品『未来へ マイチャレンジ』でした。将来の自分の姿を想像し、なりたい職業や、一度は挑戦してみたいことを表現しました。そこに、幼かった自分を重ねる大人の方も多かったようです。 図画工作科で養う「想像力」は、未来を切り開くために必要となるものです。一大小の子どもたちには、失敗を恐れず、何事にも挑戦して欲しい。このテーマには、そういう思いをこめました。どんな困難にも負けない、強い心をもった人間になって欲しい。人と違ってもいい。周りに流されず、自分というものをしっかりもって欲しい。でも、いつでも友達や家族のことを考えられる、優しい人になって欲しい。いつもそう願っています。心をこめてつくった作品は、自分の分身のように、いつまでも大切にして欲しいと思います。 それにしても、行事のたびに、バザー会場になったり、コンサートホールになったりする体育館。子どもたちにとってはセンス・オブ・ワンダーを与えてくれる、大事な学びの場所ですね。【添付ファイル】
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