カテゴリ:令和6年 1月
道徳地区公開講座

P1200100.JPG

P1200108.JPG

P1200111.JPG

1月20日(土)、道徳授業地区公開講座を行いました。3時間目は、全学級が道徳の授業を公開し、多くの保護者の皆様にご参観頂きました。授業では、親切、友情、自律、自由と責任、節度と節制などをテーマに、子どもたちが多様な意見を出し合ったり、様々な活動に取り組む中で感じたことを伝え合ったりすることで目標とする価値に迫りました。
その後、2階多目的室において、内閣官房拉致問題対策本部事務局政策企画室の参事補佐官である郷路健二先生をお招きして、「人権課題『北朝鮮による拉致問題』について」のご講演をいただきました。
まず、講演の前に、アニメDVD「めぐみ」を上映しました。これは、全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校及び高等専門学校をはじめ、各府省庁や図書館など様々な関係機関に配布されているDVDです。昭和52年、当時中学1年生だった横田めぐみさんが、学校からの帰宅途中に北朝鮮当局により拉致された事件を題材に、残された家族の苦悩や、懸命な救出活動を描いたドキュメンタリー・アニメです。
郷路先生は、「北朝鮮による拉致問題は、過去の歴史の出来事ではなく、現在も続いている問題であることを忘れないでいただきたいです。」とお話され、これからも人権問題に取り組んでいくことの大切さを訴えられていました。また、曽我ひとみさんの言葉を引用して、「独裁者と国民は違う。政治のことは分からないけど、北朝鮮にも優しい人はいっぱいいた。」とお話され、正しい認識をもつことの大切さを訴えられていました。参加された方からも「事実にもとづいてお話されていて分かりやすかった。」「横田めぐみさんのご両親の気持ちを思うと涙が出てきました。」との声がありました。これからも、『北朝鮮による拉致問題』だけでなく、他の人権課題についても引き続き取り組んでいきたいと思います。

公開日:2018年01月23日 16:00:00
更新日:2018年02月01日 08:49:53